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身近な交通インフラでもあるバスは、
都市デザインのインフラにもなります。
ダーウィンが提案した
「地のデザイン」という考え方。

西鉄バスの保有台数は国内最大。毎日の生活の中で接するバスは、生活の中の風景の一部でもあります。ダーウィンは、バスは人をただ目的地へ運ぶだけの道具から、利用するときも利用しないときも、人や街を快適にする環境の一部になるべきだと考え、公共交通機関として必要十分に目立つことと、都市の背景として街に溶けこむことを両立させる概念を構築しました。それが、「地のデザイン=能動的調和」です。街の風景の一部である自らが全体の調和を率先することで、他の景観要素の調和を引き出そうというこの考え方から「GENTLE & MINIMUM」という表現コンセプトが生まれ、外装デザインのコンセプトである「SMART LOOP」と内部コンセプトである「動くリビングルーム」へと発展していきました。コンセプトの表現化の課程では、その客観性を保持するために一般利用者や視覚障害者、身体障害者のモニタリングによるご協力もいただきながら進めました。バスとしては珍しい、一見縦ストライプに見えるこの「SMART LOOP」のデザインは、利用する人の生活を包むという意味を表現するために、5色のラインがボディの外周を側面から屋根部分までグルリと回っており、それぞれの色に、Safety(安全性)、Mobility(機動性)、Amenity(快適性)、Relationship(対話性)、Terra Conscious(環境性)という、西鉄バスが発信するメッセージが込められています。またバス内部も、シート形状はもちろん、握り棒の形状や素材の細部にまでこだわり、より高い安全性、快適性の実現を追求しています。生活との関わりが深いものだからこそ、機能的にも情緒的にもより優れたデザインであるべきだと言うダーウィンの考えが、クライアントの深い理解と利用者の多くの協力があって、西鉄バスのデザインとして結実したと言えます。

走行イメージ
外装イメージ

西鉄バスデザインリニューアル(車体)

西鉄バスデザインリニューアル(座席)

西鉄バスデザインリニューアル プロジェクトメンバー
[ リーダー ] 松岡恭子/かねこしんぞう/後藤 宏/原 一真/平松聖悟/松熊伸幸

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鮎川 透 / 今宮優子 / 江藤 実 / 梶原道生 / かねこしんぞう / 後藤 宏 / サーズ恵美子 / 佐藤俊郎 / 原 一真 / 平松聖悟 / 松岡恭子 / 松熊伸幸 / 宮本一伸


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